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アカシックファイル特別編:富田メモに始まる日本国存亡の危機! 2

から続く・・・

事務所の窓から、街路樹が風に吹かれて揺れているのが見える。

「・・・あの、明石先生のお考えを私のブログに載せても良いでしょうか?」

明石先生は暫く考えてから言った。

「ああ、いいだろう。 ただし、秋篠宮殿下、妃殿下がお命を賭けて御公務を果たそうとされている、その見事な御決断をお伝えするのが最優先だ。 忘れるな。

これは特例だからな。 今まで誰にも許可したことはない。 お前の論には秋篠宮の命がけの御覚悟という今一番重要な点が抜けていたから、その訂正のために許可するだけだ。

それと、俺は誰とも会いたくないし話す気もないからな。 質問が来てもお前が答えておけ」

今まで誰にも許可したことがない、という言葉に私は身が引き締まるような気がした。
「それにしても、先生が生まれ変わりということを仰るとは思ってもいませんでした。 前に、『幽霊は存在すると思いますか』と聞いたときに、『幽霊は脳が作りだしている』とお答えになったのを憶えています」

「それは普通の人間の場合だ。 我々日本国民は天皇陛下の赤子に過ぎないからな、我々の考えを陛下に当てはめること自体が不敬だ。 とはいえ、生まれ変わりというのも不敬だな、お姿を彷彿とさせる、だな。

しかしながら、二千六百年以上も連綿と繋がる祖宗の大権という奇跡を持つ天皇家には何があっても不思議ではない。 あの何もない御簾の向こうに、天皇陛下は神の実在を視ていると言われても、俺は驚かない」

明石先生は冷蔵庫から新しいコーラを一本出して、空になったコップに注いだ。

涼しげな泡が、しゅわしゅわと音を立てる。

「・・・あの、他にも、色々と教えていただきたいことがあるのですが・・・。 秋篠宮殿下、妃殿下の御覚悟はよくわかりましたが、そこに至るまでの経緯も知りたいんです。 例えば先ほどの無条件降伏の事などもまるで知りませんでしたし、正直言って天皇陛下と私がどういう関係があるのかもよくわからないんです。

勉強不足と言われればそれまでですが、学校では天皇制は象徴だとしか習っていませんし、明石先生の仰るように、基本的な部分がごっそりと抜けているのだと思います。

日本という国の基本について、お教えいただけないでしょうか?」

「乗りかかった船か・・・。 仕方ない」

そして明石先生は徐に語り出した。

「さっき靖国など些細な問題だと言ったが、もし万が一、男系男子の天皇がいなくなった場合を考えてくれ。 例えばだ、誰かに狙撃されて瀕死の重傷を負ったのに、病院にも行かずに、誰が犯人だとか、撃った銃は何だとかやっているようなものだよ。 わかるな?

世間では、犯人捜しや銃の割り出しに現を抜かしているが、その前に撃たれた人を病院に運び、命を救おうとする方が順番が先なんだ。

勿論靖国問題も重要だ。 だが、今現在、秋篠宮殿下、妃殿下がお命を賭けて御公務を果たそうとされているのに、靖国に時間を使っている余裕がないんだ。 今はまだ靖国云々を論じる順番ではない」

「わかります。 ・・・もし、天皇がいなくなってしまったら、靖国はどうなるのでしょう?」

遺跡だな

即答だった。

「天皇に命を捧げた英霊が眠っているのに、その天皇がいなくなっては遺跡になるしかない。 だからこそ、そんなことにならないよう、日本国民全員で秋篠宮紀子妃殿下のご安産を祈願し、次に胎中天皇であられると信ずる、この事が絶対に必要だ。

そして見事、皇嫡孫が御誕生された暁に、初めて日本万歳と言えるんだ。 靖国はその後で良い」

「わかりました」

明石先生は満足そうに頷くと、話題を変えた。

「日本万歳と言えば、オリンピックなどで日の丸が掲揚されると何か感じるものがあるだろう。 お前は何を感じる?」

「えー、そうですね、何か一体感のような、心は一つみたいな・・・。 うまく言えませんが、その時だけは何もかも忘れて敬虔な感じに包まれるという感じです」

「日本人のアイデンティティだな」

「そう思います。 中には『日の丸は軍国主義の象徴だから、卒業式で日の丸を揚げても起立してはいかん』とかなんとか、妙なことを言う人たちも多いですが、国に対する愛国心がないと思います」

「国に対する愛国心か。 お前、また何か変な勘違いをしているぞ」

「はい? 国旗が掲揚されたら愛国心を感じているのだと思いますが・・・」

「ではもう一つ聞くが、紅白の垂れ幕、あれを視て何を感じる?」

「おめでたい・・・という感じですか・・・」

「それは何故だ?」

「お正月とかによく見ますし・・・、紅白の垂れ幕は、おめでたい場所にかかっていますから、そのせいでは?」

「全然答えになっていないじゃないか。 お前、俺の本を読んでいないのか?」

「えー、何でしたっけ・・・。 日本史快刀乱麻だったような気がするのですが・・・、内容までは、思い出せません。 すみません」

「紅白の起源は、十四代天皇の仲哀(ちゅうあい)天皇、その皇后である息長足姫(おきながたらしひめ)の昔に遡る。 息長足姫とは、漢風謚号でいう神功皇后のことだ」

「ああ、胎中天皇の!」

「そうだ。 仲哀天皇崩御の後、すでに懐胎していた神功皇后は朝鮮半島へ向かい、そして新羅を攻略して凱旋する。 そして現在の九州北部の筑紫で男児をご出産する。 この皇子が誉田別尊(ほんだわけのみこと)、後の応仁天皇だ。

実はこの出産の折、あたかも皇祖皇宗の啓示のように、天から赤と白のたくさんの幡(ばん)、幡とはつまり旗(はた)だ、仏や菩薩の権威を示す荘厳旗のことだが、これが舞い落ちてきて、神功皇后のお姿を護り隠したという。 そして見事胎中天皇の予言通り男児であった。

皇子の誕生は日本国にとって、これ以上ない喜び、祝賀であることは言うまでもない。 この応仁天皇の誕生譚の際の『赤と白』の幡が起源となって『紅白』はおめでたいことの象徴となり、慶賀の際には必ず「紅白」が使われるようになった。

では何故、この播が赤と白だったのか。

まず白色、これは四方を司る天の四神の一つ、西の白虎を表す。 これは清新の象徴である。 そして赤は、鳥の形をした四神の一つ、南の朱雀。 日、つまり太陽を意味する。 同時に、易経には、『天子は南面す』とあることから、中国では古来『南面の位』といえば天子を表していた。

そして、この天から降ってきたたくさんの播から由来して、応仁天皇は『正八幡』と称され、平安期の武家に広く信仰されていく。 だから平家の旗は『赤』、源氏の旗は『白』で、これは赤と白の播伝説をふまえ、『天皇家を護る』という意味を持つわけだ」

「はあ、何となく憶えています。 というか、明石先生、それ全部そらで憶えてるんですか?」

「このぐらい普通だろ」

「普通じゃないですよ、全然・・・」

明石先生と話していて恐ろしいのがこの記憶力だ。 それこそ古事記から今日発売の週刊誌まで、ありとあらゆるものを記憶していて、それを自在にアウトプットできる。 だから、誰がいつどこで何を言ったかも完璧に記憶しているし、それも憶えようとしているわけではなく自然に記憶されるらしい。

例えば、誰かと話しながら横目で見ていた新聞の内容も瞬時に記憶してしまう。 しかもそれらが全て時系列に沿ってマッピングされるているかのように記憶しているのだ。 そういう頭脳を持っているからこそ、普通の人では気づかないような隠された謎の存在に気付き、謎を解くことが出来るのだろう。

「赤と白の垂れ幕をめでたく感じるのは、それらの記憶がDNAに刻み込まれているからだと思う。 日の丸も同じく。 その無意識の記憶が視覚情報によって呼び覚まされ、日本人固有のアイデンティティを形成しているんだ」

「日本人固有のアイデンティティ・・・」

「アイデンティティとは、根源に対する無意識の帰属意識だ。 わかるか? 根源に対する無意識の帰属意識、誰も意識には上ってはいないが、根源に対して帰属意識を持っているということだ。 そして、その根源とは、二千六百年もの永きに渡り天照大神から連綿と連なる天皇に他ならない」

「日本人のアイデンティティの根源は天皇・・・。 さっきまではともかく、今なら判る気がします」

「そうだ。 つまり、誰もが日の丸の旗の下で帰属意識を持ち、団結し、喜び合うのだけれども、それが何を差しているのか誰も気付きもしないんだな。 でも実はそれは天皇なんだな。 根源である天皇に対する無意識の帰属意識の現れなんだ。

そして、だからこそ、紀子妃殿下は命を賭けて、祖宗の大権を守るため、また日本国民の永遠を守るため、見事な覚悟で皇嫡孫の御誕生というご公務に臨まれたんだ。

そのアイデンティティの根源である天皇が失われたときに、愛国心などあるはずがないだろう。 天皇を抜きにして愛国心を語るなど、笑止千万だな」

「ああそうか。 そこが完全に抜けているから、愛国心についての議論がおかしな方向へ行っちゃうんですね。 私も、愛国心というのは自分が生まれた国を思うことだと考えていましたから。

うーん、今までの教育の成果というか、戦後教育という洗脳のお陰で、そういう部分がごっそりと抜け落ちているのだと思います。 なにか考えてはいけないことのような忌避感すら感じます。

そういえば最近おかしな事件がやたらに増えていますが、もしかして、それは日本的なアイデンティティが危機に瀕しているということの表れということなのでしょうか」

「俺は天皇制が危機に瀕している事の表れだと思う。 祖宗の大権の危機だというのに、日本国民は気にもせずだ。

唯一の日本人たる天皇が消えたとき、この日本がどうなるか。 それを考えるだに俺は恐ろしくなるよ」

「あの、そこもよく分からないところなのですが天皇が唯一の日本人というのはどういう意味なんでしょうか?」

「天皇陛下は唯一の日本人であり、我々は日本国民だ。 それはいいか?」

「まずそこの関係がよくわからないのですが・・・。 そうすると、私達は日本人ではないということなのでしょうか」

「我々は日本国の国民だ。 そして、唯一の日本人たる天皇と、我々日本国民との間には、決して越えられない川がある。 その越えられない川が何かと言うと、二千六百年以上にも渡る男系DNAの継続だ。 3代4代も経つと、誰もが女系が入ってきてしまう。 だから、他の誰も日本人にはなれないし、日本人になろうとするのは不遜である、ということだ。

しかし、今の人達は皆日本国民を放棄して日本人になろうとしている。 つまり疑似日本人だ」

「疑似日本人・・・」

「義務は何も果たさず、権利だけは主張する。 それが疑似日本人だ。 差し詰め小泉なんかはその筆頭だな」

「え? 小泉さんがですか? 靖国の公式参拝問題で、中国や韓国のイチャモンに毅然と対応して、日本の誇りを取り戻しているように見えますけど・・・」

「何をトンチンカンな事を言ってるんだ。 まず、天皇陛下が行かない靖国神社に参拝するという行為、それは天皇を蔑ろにしているということだ。 陛下が行こうとしないところに何故殊更に行こうとするのか。 それは天皇制を批判しているということだ。 小泉や、そして政府もだ」

「でも、小泉さんは、二度と戦争を起こさないように平和を祈願するために参拝するんだと・・・」

「言うだけならなんとでも言える。

さっき言っただろう。 人間の価値は、何を語り何をするかで決まると。 巧妙にカモフラージュしているから一見そうは見えないが、その実、言っていることとやっていることがちぐはぐな事に気づけ。

大体、中国や韓国がいちゃもんをつけるとお前は言うが、中国や韓国が天皇制を批判するなら、『なぜ首相は靖国に行かないんだ?』 と言うべきなんだぞ」

「は?」

「わからないようだな。

では何故、政府はいつまで経っても、中国や韓国にきちんと説明をしようとしないんだ? 靖国は、国家護持から国民護持に変わったから、もうすでに天皇陛下とは関係なくなったと。 だから、先帝陛下も今上陛下も、昭和50年以来一度も足をお運びになっていないと。

心の問題などと言っていないで、そこをちゃんと説明すればいいのに、何故、日本政府はいつまでもその問題をほっておくんだ?

まだわからないか。 それでは質問を変えよう。 その説明をしないことによって、得をするのは誰だ?」

「ええーっと、ちょっと待って下さい。 靖国は天皇を裏切ったので、もう天皇は行かない。 しかし、首相や政府が行き、結果、中韓の悪感情を引き出している・・・」

「中国や韓国の上層部には靖国に対して悪感情なんて無いよ。 それは、中国や韓国の軍人に聞けば分かる。 あいつら、南京大虐殺の次が靖国だと笑ってたよ」

「じゃあ、そういうプロパガンダ的ポーズなんですね? ということは、首相や政府が靖国に行って、中韓が文句を言うと・・・、そういう中韓に我々が反発すればするほど・・・。 あ! わかった! そのシャドウとして、日本国民が靖国を通して天皇に対して悪感情を抱きますね。 しかもそのシャドウは無意識だけに始末が悪い。 普段意識には上らないけれど、確実に蓄積していく。 つまりは強烈な自己洗脳になるわけか・・・」

「やっと分かってきたようだな。 それを時の権力者、つまり小泉及び政府は狙っている。 表面的には、靖国神社に参拝することを善だというように演出しているが、実際は、天皇陛下が行かない靖国に参拝するなど言語道断な所行だ。 確かに小泉は、そういうイメージ操作がうまい。 天才的といっても良い程だ。 お人好しの国民など簡単に欺されてしまうだろう。

しかし、基本を考えればわかる。 靖国に眠る英霊は、天皇陛下のために命を捧げた方々だ。 天皇陛下が行くことにのみ意味がある。 だが陛下はA級戦犯合祀後、靖国に行こうとなされない。 つまり、靖国はもう以前の靖国ではないんだ。 それを殊更、靖国問題、靖国問題と騒ぐこと自体、靖国を使って陛下を軽んじようとする策略だとしか考えられない。

小泉が皇室典範改正を言い出したこともその現れだ。 昭和21年の皇室典範改悪、つまり『庶系、庶出であっても男系であれば皇位継承を認める』という部分を『皇位継承を認めない』と変えてしまったからこその危機なのだから、それを元に戻すというならわかるが、それをせずに女帝容認だと?

瀕死の重病人を足蹴にするようなものじゃないか!

女帝容認などとんでもない! もし女帝の存在を許すというなら、それは、ゆくゆくは女系天皇の存在をも許し、そしてアメリカ人や朝鮮人の天皇が生まれても良いということだ。 違うか? そんなことは絶対させてはならない。

つまり、小泉は『日本人』になろうとしている。 天皇の上に立つことによって。 いや、天皇になろうとしているのかも知れないな。

幸い今回は、秋篠宮紀子妃殿下の命がけの見事な御覚悟によって阻止されたが、まだまだ諦めきれない政府は、今度は靖国を使ってそれをやろうとしている。

陛下が行かない靖国に政府が行く。 それは陛下の上に自分達が君臨しているということを示したいのだろうな」

「天皇になろうなんて・・・、そんなことを考えているとは、俄には信じがたいですが・・・」

「権力闘争なんていつの時代にもあるだろう。 天皇になろうとした者だって沢山いたぞ、足利義満とかな。 今これが起こっていないと何故言い切れる?」

「・・・というか、実感がわきません・・・。 そんなことを考えている人がいるなんて・・・とても・・・。

そういえば、以前にTV番組で、右翼っぽい元政治家が『総理大臣様が気に入らないなら、日本から出て行け』と怒鳴っているところを見ましたが・・・。 そうか、そういうことか・・・」

「全くお前もお人好しだな。 今回の権力闘争は、実は明治の元勲達が始めたものだ。 それが今まで続いているわけだ。 ん? 腑に落ちないという顔をしているな。 実は金印がそれを物語っているんだ」

「・・・金印ですか?」

明石先生の説の突然の飛躍には慣れる事がない。 金印がどうしたというのだろう?

私はまた未知なるアカシックワールドへと足を踏み出した。




3に続く・・・


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